コーヒーのチェーン店「タリーズコーヒー」でキッズバリスタというイベントがあるのをご存知ですか?
あまり大々的に宣伝しているものでもないようで、私もこの前まで知らなかったのですが、店頭で案内を見て、早速、小4の娘の予約申し込みをしました。
キッズバリスタの内容
キッズバリスタはタリーズコーヒーで行っている、小学生が定員と一緒にコーヒーを入れたり、運んだりする、お仕事体験イベントです。
料金は実費分(イベントで使用するもの+家族が注文したもの)でした。今回は全部で1,600円程になりました。内訳は固定分が870円、別途注文730円でした。ただ、これは店舗やイベントの種類によって変わるかもしれません。
内容は、全員お揃いのエプロンをした後、自己紹介をし、店内の拭き掃除。それから一人ずつレジの前に立ち、お父さんお母さんから注文を受けてレジ打ち。注文されたコーヒーを入れて運ぶというものでした。
お仕事体験はそこまでで、あとはパンケーキやラテにチョコで自由に絵を書いて、家族と食べて終わりです。
普段はできないことなので、娘はとても楽しんでやっていました。
タリーズコーヒーについて
「キッズバリスタ」の案内を店頭で見たと書きましたが、そもそもなぜ店に行ったかというと、以前、松田公太さんの「すべては一杯のコーヒーから」を読んで興味を持ち、一度飲んでみようと思っていたからです。
著者の松田さんは「食文化を通じて世界中の国々がお互いを理解し、尊重し、そして一つになる」という夢を持ち、単身アメリカに渡り、タリーズ本社と契約、借金をして日本に店を出したそうです。それからの数々の苦労の末、大きなチェーンにした様子が書かれているのを興味深く読み、自分も夢を持って生きていたいし、子供にも夢を持ってもらいたいと強く感じました。
そんな思いがあり、松田さんの夢によって作り上げられたチェーン店のコーヒーと雰囲気を味わってみたくて店を訪れました。
その日はあまり時間もなかったこともあり、どうせならイベントに参加する形で子供と一緒に来ることにしました。
店の雰囲気とコーヒーについて
コーヒーの感想は、普段眠気覚ましにしかコーヒーを飲まない私ですが、飲みやすくて、とてもおいしいと感じました。
それにも増して、店の従業員の仲の良さがとても印象的でした。社長からアルバイトまで「フェロー」(仲間)と呼ぶタリーズの文化がそうさせているのかも知れません。
イベント終了後、折り紙で作ったカエルや鳥などがたくさん出され、自由に持って行っていいと言われました。これはタリーズのサービスではなく常連さんが提供してくれているのだそうです。
これも店の雰囲気の良さで、いい常連さんがついているのかなと感じます。
子供の反応
子供のを参加させたのは、単にイベントを楽しませたいというだけではなく、夢を持ってもらうために、いろいろと体験させたいという思いがあります。
今回のことで将来の夢が広がったかと聞いてみると「将来は彼氏にコーヒーを入れてあげる」という答え。
親の期待していた答えではないけれど、なんにせよ夢をもつことは大切だと思います。
参加方法
店舗によると思いますが、店員に聞いてみるとホームページ等では案内をしておらず、店頭での表示のみだそうです。
もしお子さんを参加させたいとお考えならば、店舗に直接問い合わせられたらいいと思います。
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